循環器科では心臓疾患の診断、治療を行います。心臓の病気は静かに進行していくことが多く、咳や呼吸がはやい等の症状がでる頃にはかなり進行していることが考えられます。またこの地域ではフィラリア症もいまだに多いです。心臓を多角的に評価し、その上でご家族に寄り添った治療をご提案させていただきます。
心臓の大きさや形を評価します。心不全により肺や胸に水がたまり、呼吸が苦しくなることがあります。肺の状態も含めて評価していきます。
心臓の大きさ、形に加え、動き方や心臓にかかっている負担を評価していきます。聴診だけではわからないことが多いため、超音波で心臓をみていきます。診断以外にも、投薬治療がうまくいっているか、悪化がないかなど定期的なチェックとしても行っていきます。
心臓の負担となる高血圧がないか、反対に心不全による低血圧状態になっていないかを評価します。使用するお薬によっては血圧も重要になります。
不整脈の診断を行っていきます。心臓は電気信号によって筋肉を動かしています。その伝え方に異常がないかを評価します。