手術機械
避妊去勢手術をはじめとする軟部外科手術から骨折等の整形外科手術も実施しています。骨折治療については従来のステンレスプレートに加え骨膜温存を可能にしたロッキングプレートも導入しております。
外部画像診断センターとの提携
画像診断センターキャミックと提携し、高度画像診断であるCTやMRI検査を実施しております。撮影検査データはTONARIシステムによりその日に当院にデータが届きますので、その結果をもとに手術計画や治療方針を決定します。
レントゲン機器
DRシステムを採用しておりレントゲン撮影時における動物のストレスを最大限減らすことが出来ます。また、撮影と同時にパソコンに取り込まれるため撮影時間の大幅な短縮が出来ます。
超音波検査機器
内臓の構造的な異常を検出します。腹部の超音波検査では肝臓、腎臓、副腎、脾臓、膀胱、胃腸、腹腔内リンパ節等を見ることが出来ます。また、心臓の超音波検査では心臓弁の構造的異常等を検出し、血流速度を数値化することでより詳細な観察が可能となります。白内障や網膜剥離等の眼科疾患の診断に使用することもあります。
眼科検査機器
スリットランプは角膜や前眼房の様子を観察することが出来ます。眼圧測定器は緑内障の診断に利用します。
血液検査機器
全血球計算機、血液生化学検査機、血液凝固検査機、内分泌検査測定器を導入しており、様々な内科疾患の診断に役立ちます。血液生化学検査機では同時に5検体が測定可能であり血液検査の時間の短縮が出来ます。
- 全血球計算機
赤血球、白血球、血小板の数を測定等を行い、貧血や炎症などの評価が可能となります。
- 生化学自動分析装置
血糖値や肝臓、腎臓の数値など内臓の評価に役立ちます。
- 血液凝固分析装置
血液のかたまりやすさを評価します。
- ホルモン分析装置
甲状腺ホルモンをはじめとするホルモン測定によって内分泌疾患の発見に役立ちます。またプロジェステロンの測定も可能なため、交配適期を知ることもできます。
- ヘマトクリット遠心機
細菌培養検査
細菌培養検査を院内で実施することが出来ます。薬剤耐性菌に対して有効な薬剤を検出することが出来ます。